「小さき花の音楽会」は1台4手連弾「レ・フレール」としても活躍する、コンポーザー/ピアニストの斎藤守也がプロデュースを手がけるバリアフリーコンサートです。守也自身が企画・舞台演出・運営等全てに関わり、障がいのあるなしや年齢にかかわらず、みんなで楽しむコンサートとして2018年にスタートしました。
この「小さき花の音楽会」には「心のバリアフリー」というものを大切にするというコンセプトがあります。その日、たまたま隣にいあわせた方と少しだけ気づかいあったり、ちょっとだけ声かけをしてみたり、場合によってはゆずりあったりして、みんなで音楽を楽しむ、そんな音楽会にしたいと考えています。どなたでもお楽しみいただける、とてもにぎやかなコンサートです。ぜひご家族やお友達とご参加ください!
「小さき花の音楽会」はこんなコンサートです(斎藤守也)
演奏する曲は僕が病院や施設で演奏する時もそうなのですが、僕のオリジナル曲とみなさんが知っている曲や、一緒に歌えるような曲をお届けしています。
演奏中も色々な音(医療行為の音や声)が、色々なところから聞こえることもあるかもしれませんので、なるべくにぎやかな曲を演奏しようと思っています。もちろん、演奏中に盛り上がってきたら、叫んでもらっても大丈夫です(笑)。こちらから、声援や手拍子などをお願いする曲もあります。
スクリーンも用意して、曲のタイトルや歌詞も映したり、ピアノを弾く手元の映像を映したり、僕が撮った写真なんかも映しています。また、手話通訳の方もいらっしゃいます。
入場時はスタッフのみなさんに誘導のための声かけをしてもらっています。
開演中に関しては、いつでもトイレに自由に行き来できる状態で、ちょっとつらくなったら途中で出ていただいても大丈夫です。近くのスタッフにいつでも気軽にお声がけいただけるような、そんな環境づくりにつとめています。
それから、ご参加いただく方の体調や、ご気分の状況によっては、付き添いの方にこちらからお声がけして、ご相談するような場面があるかもしれません。
そういったところは、いわゆるピアノコンサートの雰囲気とは違うかもしれませんが、参加した人が楽しく嬉しい経験ができるような、にぎやかなコンサートにしたいと思っています。
「小さき花の音楽会 バリアフリー・ピアノコンサート」はそんなコンサートです。
ぜひ、みなさんでご参加ください。お待ちしています!